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知らなかった!よくやるけれど実は悪い食べ合わせ3選

栗山 明子

管理栄養士、フードコーディネーター、ナチュラルダイエットマイスター。「まいにち食べたいキレイごはん」をお伝えするため、従来の栄養学に、酵素栄養学の理論をプラスした食事指導や料理教室を実施。
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投稿日:2017年1月10日 更新日:

献立の中でよく見かけるけれど、実は栄養の吸収を阻害してしまう、食べ合わせの悪い食品があります。
効率的に栄養を摂取するために、どのような食べ合わせがよくないのか理解し、しっかりと栄養を補給できるように心がけましょう。

わかめとネギ

みそしる

わかめとネギは食べ合わせの悪い食品です。
お味噌汁でもラーメンでもこの組み合わせはよく見かけます。
チョレギサラダもわかめとネギの組み合わせのあるメニューです。
ネギに含まれているリンはわかめのカルシウムの吸収を阻害してしまいます。
わかめのミネラル補給を目的に食事をする場合は注意しましょう。
リンはネギ以外にもハムなどの加工食品にリン酸塩として含まれていますので、リンの含まれている食品とカルシウムの豊富な食品は相性が悪いということを覚えておきましょう。

大根とシラス

しらすおろし

「おろししらす」というメニューがあることから食べ合わせが悪いと想像はつかないかもしれませんが、こちらも食べ合わせの悪い組み合わせです。
しらすには必須アミノ酸であるリジンが豊富に含まれています。
しかし大根に含まれているリジンインヒビターという抗体が、リジンの吸収を妨害してしまうのです。
リジンインヒビターは熱に弱い物質です。
そのため一度加熱した大根を利用すれば吸収を阻害する力を抑えることができます。

ホウレン草とベーコン

ほうれん草とベーコン

カルボナーラでよく見かけるホーレン草とベーコンという組み合わせ。
ホウレン草とベーコンのサラダも良く見かけますが、こちらも良くない食べ合わせです。
ホウレン草はカルシウムや鉄分が豊富に含まれていますが、ベーコンのリン酸塩が吸収を阻害してしまいます。
また、鉄分には吸収率の高い「ヘム鉄」と吸収率の低い「非ヘム鉄」があり、ホウレン草に豊富なのは非ヘム鉄です。
また、ホウレン草が体に良いと思って大量に摂取することも危険です。
ホウレン草には硝酸シュウ酸が含まれており、この物質は腎臓結石や尿道結石の原因となる物質でもあります。

さいごに

相性が悪い食べ合わせがあるなら、相性が良い食べ合わせもあります。
こんな意味があった!脂っこいものとの食べ合わせ3選』や『無意識に食べてる!?実は相性がイイ食べ物3選
で紹介しておりますので、ご参考にどうぞ。

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